僕たちのこと
夏だったかな?
勝手に自分の事好きだという噂を鵜呑みにした彼に告られたのは。



別に断る理由もないから付き合うことにした。



鈴木先輩の家は市営の小さな団地で
夏休みになるとその団地に住む同年代のコ達と
よく団地公園に集まるようになった。
今だから言うけどさ、その中に陽ちゃんがいたんだよね。


昼間から花火をしたり
たまにはお酒を飲んだり
自転車でカラオケにいったり
まぁ、それなりに青春らしいことしてたのかな。


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