ヘタレな恋
「そういえば、あんた名前は?」


「俺か?聡って言うよ。あんたは?」



「私は中川久美です、よろしく」


「ああ、でも何でこんな時間にこんなとこいるんだよ?」



「迷ったのよ!何か文句ある?」

と、言うと同時に俺の脇腹に殴ってきやがった。



「うごへっ!

いてえなぁ!何すんだよ!?」



「余計なこと聞くからよ!

あっ、もう着いたわね…じゃっ。」


と言いながら、久美は職員室に入っていった。
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