恋日記
*第1章
日記帳
パタパタパタパタ…
静かな廊下に自分の走る音が響く。
ガラッ
2-Aと書かれた教室の扉を勢いよく開け、教室内を見渡した。
昨日席替えしたばかりだからか自分の席がすぐ分からない。
「あった…」
「川口 紗都美」と小さなプレートがかかった自分の席を見つけ、机の横にかけてあるカバンを勢いよくとった。
ガシャーン!!
どうやら隣の席の[杉内 司[すぎうちつかさ]の筆箱にバックが当たって落としてしまったようだった。
「もぅ…」
あーぁ。と思いながら全部拾い集め、筆箱に戻したとき。
ん?
何?
この分厚いノート。
上からみると表紙であろうとこから何ページは何か書いてあるようだが、それから裏表紙まではきっと白紙。
何のノート?
きっと勉強に使うようなノートじゃない。
うぅ~ん…
気になる…
ちょっと悪いけど…
中見ちゃおうかな。
こうしてノートを開くと、日記帳のようだった。
…今時日記帳!?
ブログとかすればいいのに…
中2男子なのに。
意外…。
日記帳が目の前に合って、周りには誰もいない。それに男子の物。
…これを読まない人はいないだろう。
ということでこの日記帳を読むことにした。
静かな廊下に自分の走る音が響く。
ガラッ
2-Aと書かれた教室の扉を勢いよく開け、教室内を見渡した。
昨日席替えしたばかりだからか自分の席がすぐ分からない。
「あった…」
「川口 紗都美」と小さなプレートがかかった自分の席を見つけ、机の横にかけてあるカバンを勢いよくとった。
ガシャーン!!
どうやら隣の席の[杉内 司[すぎうちつかさ]の筆箱にバックが当たって落としてしまったようだった。
「もぅ…」
あーぁ。と思いながら全部拾い集め、筆箱に戻したとき。
ん?
何?
この分厚いノート。
上からみると表紙であろうとこから何ページは何か書いてあるようだが、それから裏表紙まではきっと白紙。
何のノート?
きっと勉強に使うようなノートじゃない。
うぅ~ん…
気になる…
ちょっと悪いけど…
中見ちゃおうかな。
こうしてノートを開くと、日記帳のようだった。
…今時日記帳!?
ブログとかすればいいのに…
中2男子なのに。
意外…。
日記帳が目の前に合って、周りには誰もいない。それに男子の物。
…これを読まない人はいないだろう。
ということでこの日記帳を読むことにした。
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