最強彼女
教室に着くと



「西本クンお友達になってくれない???」
「彼女はいるの???」
「今度勉強教えてくれる???」
「アドレス教えてくださいっ!!」


など、大量の女子から声をかけられた。


とりあえず…無視。


何も言わず席に着くと


「キャー!!!クールなところもカッコいい!!!」


(意味分かんねぇ…)


すると


「洸哉???」


小説を取り出し読んでいると、誰かに声をかけられた。


(誰だ???それに呼び捨てとか、なんだコイツ…)


そう思い顔をあげると


『夏波…』


「洸哉、新入生代表の挨拶良かったよ!!!」


『サンキュ』


「洸哉って男子首席でもあるけど、全体首席でもあるから、新入生代表なんだね!!!」


『まぁな。でも、新入生代表なんてめんどいだけだよ。』


「そうなの???洸哉慣れてるっぽかったけど…」


『あぁ。中学ん時に生徒会長やってたからじゃん???』


「なるほど!!洸哉生徒会長やってたんだ。」


『おう。一応な。』


「あっ!!…そうだ!!」


夏波は何か思い出したように言った。


『ん???』


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