最強彼女
『胡桃っ!!!』


「夏波!!!どうだった???」


『胡桃まぁそれはお楽しみって事で、まずHRを受けてから、屋上で話そ???』


「えぇ~。今教えてよ~!!!気になるじゃん!!!」


『だぁ~めっ!!!ほらっ!!!HR始まっちゃう!!!教室戻ろ???じゃあ、また後で♪』


私はぐずる胡桃をなだめて、教室に戻った。

私の席は…


窓際…前から2番目…
2番目…2番目っと…



えっ???こ…うや???


わぁ洸哉が隣だ!!


良かった知ってる人で☆


『こぉーっ……???』


驚かそうかと思ったら…


----スゥ…スゥ…----


ね…てる???


危ない…起こしちゃうとこだった。


HRが始まった。


洸哉…起こそう…かな???


『こぉーっや』


---スゥ…スゥ----


ん???


起きない…。


洸哉の寝顔子供みたい…。綺麗な顔立ちなのに、こんな可愛い寝顔なんて…。ヤバい///
この寝顔はズルい…よ
起こすに起こせないじゃん…。


担任の丸チャン[丸井達也25歳]の話を軽く聞き流し、洸哉の寝顔を見つめた。
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