最強彼女
「…っや----…うや!!」


「こぉーうーやっ!!」


『ん~???』


「ん~???じゃねぇよ!!!!そんなに嫌なの???新入生代表の挨拶!!!」


『ん??あぁ。普通にめんどいし…』


「へぇ…。洸哉こう言うの得意そうに見えるけどな」


『いや…苦手ではないけど…』


「ならいいじゃん!!!じゃあ朝から落ち込むなよっ☆」


バシッ!!!!!


そう笑ながら俺の背中を叩いた…


『いてぇ…』


コイツは


寺本 悠希(テラモト ユウキ)


俺の幼稚園からの幼なじみ。


コイツはアホでうるさいけど、何気にしっかりしてて、頼りになるから何でも話せる。


いわゆる親友ってやつ。


もちろん俺と悠希は同じ高校に進学した。


ただ違うのは、俺は勉強の特待生。悠希はスポーツの特待生ってこと。


俺と悠希じゃ、普通にしてたら確実に一緒の高校には行けなかっただろう。


でも、悠希は陸上…特に長距離がマジで凄い!!!高校から約15件くらい、オファーが来てたそうだが、俺が行く高校にあわせて、悠希も高校を決めた。


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