お姫様は最強ヤンキー



「なーなー奏!!」


「なんだよ」


「・・・さっきの女って何者?なんでここにいんの?」



女という単語を発するとき遥は尋常じゃないくらいの怖い顔で尋ねた。



「・・・美衣娑」


「名前じゃねーよぅ!!な・に・も・のなんだって聞いてんだよ!」


「強者」



遥はまともな答えを返さない奏を睨み付けた。



「・・・奏ってそんなアホだっけ?」


「・・・アイツは乱舞蝶について知ってる」



奏が乱舞蝶と言ったとき遥はかすかに動揺した。



「・・・なんでアイツが?」


「さぁな」


「アイツってマジ何者・・・」



2人の会話に和磨と輝は耳を傾け、遥の考えに同感した。







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