無愛想なCinderella





“松島”。


その名前に私はぴくっと反応してしまった。



「今夜早く終わるから、迎えに来るってよ。よかったな」


先輩はそれだけ言って言ってしまった。






「………はぁ」


会えるのはうれしいけど、ちょっと悩む。


私は机の上に飾ってあるパンダのぬいぐるみを見ながら、机に突っ伏していった。





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