無愛想なCinderella





「―――あっ!」


私が本社ビル内を歩いていると、どこからかこんな声が聞こえてきた。


…?


私?
…いや、んなわけない。


私はその声を気にしながらもそのまま通り過ぎようとした。






「ま、待ってください!」


次の瞬間、その声と同時に声の主は私の腕を掴んだ。





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