【完】SECRET♥LOVE 溺愛教師の甘い罠

ついて行くしかないじゃない。

人質… イヤ物質??


あたしの携帯を持ったままさっさと店出て行くんだもん。




 「あのぉ… 携帯返してください。」



 「あぁこれね。 まだ返さないよ」


 
 「ふざけないでください!!」



 「さっきから何度か着信来てたけど、よっぽど彼氏心配みたいだね。」



 「関係ないでしょ!!」



 「合コンは出逢いの場。彼氏持ちが参加したらマズイでしょ。」



 「あたしは、数合わせで頼まれただけだから!! 仕方なく参加しただけよ」



 「あっそう。」



 「ぅっ…ん」


ちょっちょっ何!?



 「何すんのよ!!」

引っ叩きたかった。


悪魔のようなこの男を。


それなのに…

あたしの手のひらは悪魔の頬まで届く事は無くて…


簡単に押さえつけられて…






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