8時05分、コンビニ前。





最近よく見かけるお兄さんだった。





コンビニの自動ドアのすぐ目の前のガードレールに毎日、腰をかけて、缶コーヒーを飲んでいる。







決まって、毎朝8時05分





いつも思うが、
なぜこんな暑いのに缶コーヒー?




しかも、同じメーカーの。






「あの人毎日いるから、顔覚えちゃった」



金髪に近い茶髪に、黒淵メガネで背が180センチ、以外と顔が格好いいことは最近気が付いた。







前を、通り過ぎる時にちらっと右を向いてその人の、うつむき気味な顔を見るのが最近、やけに楽しくなってきてた。















「毎日、毎日、じっと見すぎ」



コンビニから歩いて5分の私たちの学校に着いた矢先に千景に頭をこづかれた。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop