空と海が交わるとき

佐々木の言葉は震えていた。


「忘れたの?私と別れたら、莉子がどうなるか「んなの関係ねぇよ。」




「!」佐々木は言葉を詰まらせた。



動揺している佐々木に、俺は何の迷いも無く




ハッキリと告げる。




「お前や、他の奴らが何しようが関係無い。

アイツを危険に脅かす全てから…俺が護ってみせる。」



佐々木は力無くその場に座り込む。



俯いているが、地面に涙が落ちていた。






< 178 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop