空と海が交わるとき





どれたけ助けたい思いがあったとしても








力が無いと意味がない







気がついたら、私は泣いていた。








「姉ちゃん…。」







瞬間、右手に感じた温もり







蒼我君の手が私の手を握ってくれていた。







「蒼我君…。」





何で?蒼我君の方が辛い筈なのに…







あ、そうか






ここが私のダメな所なんだ







無力だと諦める前に、私はまだ何もしてない!





「居たぞ!!」






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