空と海が交わるとき
耳元で響いた甲高い叫び声に
俺ーー櫻井湊は渋々目を開けた。
瞬間視界に入る、制服に身を纏った少女
「やっと起きた!おはよー湊。」
「…莉子?」
刈谷莉子はニコッと笑う。
っていうか、何故目の前に莉子が?
「…あのさ、何で上に乗ってんの?」
今の状況↓
俺はいつも通りベッドに寝てる+何故か目の前に莉子の姿=上にコイツが乗っている
そういう方程式が浮かんだ
「だって湊中々起きないんだよ?」
「だからって男の部屋に勝手に入って上に乗るな。」