空と海が交わるとき

泣いてる私の手に触れた、冷たい手



ーー湊?ーー


ーー湊…ーー



あの事件から初めて



漸く、湊の声が聞けた




ーー…有難う、二人共ーー



微かだけど、湊は笑ってて




この後、三人で泣きながら飴玉を食べた






「だから、別にこれは関係無いの!!」



「ハイハイ、分かったから。」



絶対分かってないな



真由の返答に私は溜め息を吐いた。



「あれ…?」






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