空と海が交わるとき

は?



「ここまできて何言ってんだよ。」



「何でもないってば!!」



決して話そうとしない莉子に、俺の我慢の限界だった。




「じゃあ何で目を合わそうとしねーんだよ!お前分かりやすいんだから隠しても意味ねぇだろ!!」


「だって、湊が…!!」



ハッ、と我に帰る莉子。



「俺が何だよ?」



俺が、何かしたのか?




「っ…のんちゃんを部屋に入れたくせに。」



「は?」


小さな声に、俺は疑問の声を上げる。



「佐々木がどうかし「もういい!!」





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