空と海が交わるとき

怒鳴り声と共に、袋が俺の顔面に直撃した。



「痛って!!」



「どうせ湊はのんちゃんが好きなんでしょ!?だったらこそこそしないで付き合えばいいじゃん!!


湊の馬鹿!!」




瞬間、莉子の目に涙が見えた。




莉子は窓を開ける。




「ちょ、待てって莉子!!」




俺の声なんて聞かずに





莉子は部屋に入って行った。





< 83 / 278 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop