-短編- 生まれ変わっても… また。
失い、手に入れたもの
…―何時間経ったんだろう?
ってぐらい、あたしはずっと泣き続けた。
…いつの間にか、あたしの中で大きな存在になっていた神様。
一番最初に助けてくれたのも神様だったし。
「何で… 神様の事であたしがいちいち泣いてんだろ………」
小さく自分で笑ってみるけど、それはやっぱり神様があたしの心に残っているからで。