チェリーガール
「なんでやねんっ!! あかんやろー!!」
電話中のたまきが笑いながら、イントネーションの正しくない大阪弁で叫んだ。
『なんでやねんっ!!』って?
たまき、東京人だよね?
「変な大阪弁を聞いてると、苛立ってくるんだけど」
すだちが額に八の字を寄せた。
「なんで大阪弁?」
すだちに質問。
「彼氏が大阪の人って聞いたことあるんだけど、よくわからない」
すだちは首をかしげた。
電話を終えて、たまきがご機嫌の表情でこちらを見たので聞いてみることにした。
「ねー。今さっき大阪弁で喋ってなかった?」
「心愛に言ってなかった? 私の彼氏、大阪弁だよ」
「えー!? 本当ですか~?」
(みの○んたのお昼の番組?)
「だから、マネして私も時々大阪弁使うんだよ!」
「彼氏、大阪弁なの? 私は彼氏が大阪弁だと嫌だなー」
「えー! なんで? 心愛、変わってる。大阪弁の男はモテるんだよ」
「下品じゃない?」
(読者で大阪弁の男、ごめん……)
「何言ってんの? イケてるよ。大阪弁の男が好き」
「私は東京弁の男の方がイイ」
「大阪弁あったかいじゃん」
「いや、東京弁の男のクールさがいいんだよ。碧様、東京弁が似合ってるもん」
電話中のたまきが笑いながら、イントネーションの正しくない大阪弁で叫んだ。
『なんでやねんっ!!』って?
たまき、東京人だよね?
「変な大阪弁を聞いてると、苛立ってくるんだけど」
すだちが額に八の字を寄せた。
「なんで大阪弁?」
すだちに質問。
「彼氏が大阪の人って聞いたことあるんだけど、よくわからない」
すだちは首をかしげた。
電話を終えて、たまきがご機嫌の表情でこちらを見たので聞いてみることにした。
「ねー。今さっき大阪弁で喋ってなかった?」
「心愛に言ってなかった? 私の彼氏、大阪弁だよ」
「えー!? 本当ですか~?」
(みの○んたのお昼の番組?)
「だから、マネして私も時々大阪弁使うんだよ!」
「彼氏、大阪弁なの? 私は彼氏が大阪弁だと嫌だなー」
「えー! なんで? 心愛、変わってる。大阪弁の男はモテるんだよ」
「下品じゃない?」
(読者で大阪弁の男、ごめん……)
「何言ってんの? イケてるよ。大阪弁の男が好き」
「私は東京弁の男の方がイイ」
「大阪弁あったかいじゃん」
「いや、東京弁の男のクールさがいいんだよ。碧様、東京弁が似合ってるもん」