チェリーガール
「あれで、大阪弁喋ったら……」
たまきは、言いかけてやめた。
「ぷっ!」
たまきは口元に両手をあてて吹き出した。
「眉も動かさない雪男が? 大阪弁! ぷっ!」
二度も吹き出した。
何やら想像して楽しんでる様子……。
碧様をバカにしたら怒るよ?
碧様は、イイ声で東京弁を喋る。
あの東京弁だ~い好き♡
私は昔から大阪弁が苦手。
生理的にダメ。
厳密にいうと、大阪弁を喋る男の子がダメなんだ。
碧様は、東京弁だから問題ナシ!!
「それより、たまき。彼氏のためにクリスマスプレゼント用意した?」
「もち用意した。すだちは、用意した?」
「うん。一応ね」
「何をあげるの?」
「お笑いのDVD」
そうだった……。
すだちの彼氏は、大のお笑い好きだった。
「私の彼氏は、お笑いマニアなんだよ」
「えー! 意外! そうなんだー」
「うん。男子校に行ってて学校の友達といつもお笑いの話で盛り上がるんだって。私とは中学の頃から付き合ってるんだけど、その時からお笑い好きでよく一緒にお笑いのライブとかに行ったりした」
「えー! すだちがお笑いのライブにー? マジ?」
たまきは、言いかけてやめた。
「ぷっ!」
たまきは口元に両手をあてて吹き出した。
「眉も動かさない雪男が? 大阪弁! ぷっ!」
二度も吹き出した。
何やら想像して楽しんでる様子……。
碧様をバカにしたら怒るよ?
碧様は、イイ声で東京弁を喋る。
あの東京弁だ~い好き♡
私は昔から大阪弁が苦手。
生理的にダメ。
厳密にいうと、大阪弁を喋る男の子がダメなんだ。
碧様は、東京弁だから問題ナシ!!
「それより、たまき。彼氏のためにクリスマスプレゼント用意した?」
「もち用意した。すだちは、用意した?」
「うん。一応ね」
「何をあげるの?」
「お笑いのDVD」
そうだった……。
すだちの彼氏は、大のお笑い好きだった。
「私の彼氏は、お笑いマニアなんだよ」
「えー! 意外! そうなんだー」
「うん。男子校に行ってて学校の友達といつもお笑いの話で盛り上がるんだって。私とは中学の頃から付き合ってるんだけど、その時からお笑い好きでよく一緒にお笑いのライブとかに行ったりした」
「えー! すだちがお笑いのライブにー? マジ?」