チェリーガール
私はお母さんと2人、階段を降りてリビングに入った。
リビングのソファには……。
碧様が座っていた……。
うそ……。
なんで……?
「ほら、この子よ。カッコよくないけど、まあいいわ。許してあげる。ボーイフレンドと話しなさい」
また、お母さんが本人の前で失言。
失礼だよ?
わかってる?
私はびくびくしながら碧様の斜め前にあった1人掛け用ソファに座った。
なんで?
なんでなの?
私のこと、嫌いになって私の前から立ち去ったよね?
それなのに、どうして家に来るの?
私たちは座ったまま、黙りこくった。
言葉を発しようとしても、その言葉が見つからない。
どんな表情をすればいいのかも、わからない。
かなり気まずい。
どうしよ……。
ただ、碧様の膝に置かれた手ばかりを見ていた。
キレイな手、してる。
指の形がいい。
「突然、押しかけてごめん」
碧様が男らしく切り出した。
リビングのソファには……。
碧様が座っていた……。
うそ……。
なんで……?
「ほら、この子よ。カッコよくないけど、まあいいわ。許してあげる。ボーイフレンドと話しなさい」
また、お母さんが本人の前で失言。
失礼だよ?
わかってる?
私はびくびくしながら碧様の斜め前にあった1人掛け用ソファに座った。
なんで?
なんでなの?
私のこと、嫌いになって私の前から立ち去ったよね?
それなのに、どうして家に来るの?
私たちは座ったまま、黙りこくった。
言葉を発しようとしても、その言葉が見つからない。
どんな表情をすればいいのかも、わからない。
かなり気まずい。
どうしよ……。
ただ、碧様の膝に置かれた手ばかりを見ていた。
キレイな手、してる。
指の形がいい。
「突然、押しかけてごめん」
碧様が男らしく切り出した。