チェリーガール
また、後をつけることにした。


碧様は、また徒歩で近所のコンビニへ向かった。


ホッとした。


私がストーカーしてるの注意しにやって来たのかと思ったよ……。


気をつけないとなー。


私はコンビニの中に入ったら危険だと思って外で待っていた。


でも、遅い。


……。


中に入って何を買うのか見てこようかなー?


何を買うのか気になるよ。


まさか、とは思うけどエロ本……なーんてね。


でも、健全な男子だもん。


可能性がないわけじゃない。


エロ本だったりして!?


き、気になるー!!


ガラス張りだから中が見える。


私は瞳を凝らす。


そして、碧様が手に持っているものを見た。


あれは……。


水……?


どうやら小さなペットボトルのミネラルウォーターみたい。


碧様は水が好きなんだ。


そんな感じする。


ぴったり雰囲気にマッチしてる。


碧様は水を購入してコンビニを出てきた。


私はまた自宅までついてく。








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