金髪と野球


HRが終わると俺の周りに人が集まってきた。

「神崎君メアド教えてくれない?」
「神崎ってあの族潰しの?」
「どこ中から来たの?」
「神崎君今日暇?」
「神崎君。ボーイズラブに興味はないかい?」

などの質問で飛び交った。取りあえず最後の奴は死んどけ。



「れーーい!!」

と教室の外から呼ぶ声が聞こえた。


そしてよく知っている顔が教室に入ってきた。

「怜来るのおせんだよ。」
と言ってきたこいつは野球を辞めてからの友達、いわゆる悪友の横山純だ。

「わりーわりー。純は何組なんだ?」
助かったと思いながら純に続いて外に出て行った。


< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop