王子達と甘い恋
適当に食べたい物を各々、頼むと谷田くんが、そう言ってきた。
「本当に良かった。」
『何が?』
「胡桃ちゃん達が、行く。って大声で話してくれてて。」
そして、ふっ。っと馬鹿にしたように言う。
馬鹿にされて思い出すと…
あれか。あの入学式の未来との大声での会話か。
なんか褒められてるのか、褒められているのかわかりなくて
『悪かったわね。大きな声で喋ってて。』
そんな売られた喧嘩を買った。みないな会話が成立してしまった。