王子達と甘い恋







「胡桃ちゃん、おはよ。」



『あ……。おはよ。』





…………っ




やっぱり、見られてる




谷田君は隣の席なんだから、喋るのは仕方がないのに



そんなので一々圧力という目線を与えられても困る





でも………




怖いのは事実





女の恨みって本当に怖いんだよな、なんて思った





「なんか元気ないけど、どうかした?」




『ううん、大丈夫だよ。』



谷田君と話してるからだよ、なんて言えるわけがない





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