王子達と甘い恋


「まぁ、いまいないんだしさー。ちょっとぐらいね。」


その“ね”の中には、きっと沢山の意味が含まれてるんだろーな


「ってことで、さ。」


相手は2人


私の女の1人じゃ力なんて敵わない


抵抗しようにも、多分無意味になるだろうな


「じゃあ、いこうか。」


『きゃっ‼』


ぐいっと腕を引っ張られる


流石に抵抗できなかった私の体は浮いて、彼等の元へと体が傾く





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