王子達と甘い恋



『銀野君は、私を守ってくれたよ。ありがとう。』



これが私に言える精一杯の言葉


銀野君には、沢山助けてもらっている気がする


谷田君との喧嘩とか


あの時は泣き顔見せちゃったんだよな…


いまさら考えると恥ずかしい



「あ。これ、はい。」


手渡されたのは、飲み物


『え……そんな気遣い大丈夫なのに。』


「見てたからさ。あの売店を。」



へ?


「欲しいのかなー。って思ってたからさ。」



いまさら、あの売店が可愛いくて見てたとか言える訳がない



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