JKmama!
2人の空間

「…うぅ……」


うるさく鳴り続く目覚まし時計を両手で勢いよく叩く。

朝6時。

向かいのマンションが、朝日に照らされて少し明るい。

私は、横に眠る茶髪をとかしながら、起きる準備をし始める。

「沙々…起きなよ?」

私が声を掛けると、眠たそうな声を出しながら、ゆっくりと起き上がる。

「沙…」

寝ぼけながら、軽いキス。

乱れた髪が、たまらなく愛しい。

「起きて、沙々」

「ん…朝?」

「そうよ」


眠たそうに目をこすりながら、185㎝の長身が体を起こす。


陽に透けた髪が、毛先を金髪にして、
つい2ヶ月程前の、沙々を思い出させた。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

お菓子なカラダ。
萌穂/著

総文字数/8,628

恋愛(その他)32ページ

表紙を見る
あなたしかいないの
萌穂/著

総文字数/634

恋愛(純愛)10ページ

表紙を見る
ちゃら+ちゃら=純粋!?
萌穂/著

総文字数/765

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop