君の笑顔をもう一度

 


 「こっちこっち!!」

 「ゲッ・・・・女がいっぱい」

 今私達は渋谷に来ています。

 あの後時雨君に頼まれて・・・・・。


 『お願いだ、一緒に来てくれないか?
  男一人じゃ入りずらくて』

 と言われそれで来たって訳です。

 本当は私も楽しかったりして。


 「あ―あった!!」

 私は目的のショップである物を見つけた
 。

 それは時雨君がお姉さんに頼まれたやつ。
 

 「・・・・・本当にこれ?」

 値札を見ると¥13000円・・・・・。

 高くないですか??

 確かにこのショップはブランドのショップ
 だけど・・・・。

 「ああ、それで合ってるけどどうかした?」
 
 「だ、だってこれすごく高いよ?」

 すると時雨君はその服を取って見た。

 「・・・・これくらいでいいんだよ」

 えぇ~

 もしかして時雨君ってセレブ!?
 
 まぁ確かに考えてみれば学園の跡取りだ
もんねぇ~

 「なぁ、何かお腹すいたな」

 ん?
 
 あ―そおかも。

 「あたしね駅前のおいしいクレープ屋さん知
  っるんだけど行かない?」

 男の子って甘いの嫌いかな?

 「え、クレープ?・・・・マジで!?食いた 
  い♪」


 あれ?

 意外と好評。
 

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