君の笑顔をもう一度
「え!?あれから亜理紗から連絡がない?」
亜理紗が引っ越して約2週間が経った。
クラスに入るとどんよりとした空気が
広がっていてその根源は櫂だった。
櫂が言うには今までさっぱり亜理紗から
の電話がないとゆう。
「・・・・あっちで彼氏でも出来たんじ
ゃね?」
ゴンッ
凛の頭を思いっきり殴った。
凛を廊下に連れ出し釘をさす。
『馬鹿凛!!傷口に塩塗ってんじゃない
わよ!!』
余計なことして・・・・・。
櫂大丈夫かな?
心配・・・・。
「まぁ、あいつネガティブだしな」
ほんとよ。
凛を置いて櫂の元に行った。
「櫂?大丈夫?あたしで良かったら相談に
のるわよ?」
「み、未琴~!!」
泣きながらギュウッと抱きついてきた。
「櫂ったら・・・・よし、今晩うちおいで
?」
うちにはいつも来てるしね。
「おいっ!!未琴なんだようちにって」
??
後ろから声がした。
「・・・・時雨君?」
・・・・なんか厄介な人が来た。
「教科書借りに来るだけだ」
窓に寄りかかっていた凛が助けてくれた。
ナイス凛!!
「そう言う事だから」