君の笑顔をもう一度





 
 いてて~

 やっぱり痛くなった!!

 何で普通の女の子はあんな青春オーラ出
 して乗れるんだろうか?

 そんなこと考えてるとあっとゆうまに櫂
 の家に着いた。

 お尻を押さえながら櫂の部屋まで行く。

 「やっだ~未琴ちゃんお尻怪我したの?」

 櫂の部屋に行くとお母さんがお菓子を持
 ってきてくれた。

 「いや~皮剥けちゃいましたよ」

 冗談ながら言った。

 「ふふっ。相変わらず可愛い顔して言う
  事すごいのね~」

 おばさんとはいつもこんな感じ。
 
 うちの両親の親友らしくてお母さんにウ
 ザイほど語られた記憶がある。

 「も~家のお嫁さんになっちゃいなさい!!
  未琴ちゃんなら許す~♪」

 親公認です。

 「おい、母さんいつまで居るんだよ!!」

 そう言って無理やり部屋から追い出そう
 とする櫂。

 「っちょっと~櫂!!未琴ちゃんに手ぇ出
  したら許さないからね~」

 「はいはい」

 相変わらずです。

 
 「櫂、本題なんだけど亜理紗から最後に連
  絡あったのいつ?」

 私がそうゆうと立ち上がりバックからケー
 タイを取り出した。

 「えっと・・・・・・」

 ピコピコとケータイをいじる。

 「ちょうど亜理紗が居なくなった日の夜だ」

 やっぱり連絡なしか・・・・・。

 
 
 
< 128 / 202 >

この作品をシェア

pagetop