君の笑顔をもう一度
「ふぅ・・・・出来た」
どうにかクラスで出すケーキが出来ました。
「あっ・・・亜理紗、鼻にクリーム付いて
るよ?」
ちょうど鼻の先。
「あ―本当だ!!」
まぁ女の子はちょっとドジなほうが可愛いも
んね?
「よしっ・・・あたし飲み物買ってくるね?」
財布を手に取り教室を出た。
「うわぁ~レベル高い!!」
見るからにどこも本格的!!
お化け屋敷にアトラクション、喫茶店に・・・
・・・・きりが無い。
ちょっと覗いていこう。
ん?
お化け屋敷を一人で入る人は居ないか。
「あ、あの・・・・」
え?
声を掛けられた?
「あ・・・一年一組ってどこか分かりま
すか?」
その子はとても清楚な女の子で黒くて長
い髪はとても綺麗。
帽子を深く被っていて顔は良く見えない
けど。
困ってるなら助けてあげなきゃ。
「案内しましょうか?」
そう言うととても喜んでくれた。
「あの・・・貴方とてもお綺麗ですね。
モデルとかなされてるんですか?」
ずっと黙っていたんだけど突然変な事
を聞かれた。
「い、いえ滅相もないモデルなんてして
いませんよ」