君の笑顔をもう一度


 
 でも、その人はなかなか出て行ってくれ
 ない。

 何してるんだろ?


 すると私のベットのカーテンが開いた。
 

 シャッ


 え!?


 しばらく静まり、


 サラッ

 私の前髪を静かに触った。



 な、何??

 彼がゆっくり口を開いた。


 「ごめんなずっと一緒に居るって言った
  のに・・・・」


 ・・・・・。



 そう言うと彼は保健室を出て行った。



 何?

 突然なんなの?

 ずっと一緒にって・・・・?



 結局その日彼の正体は分からなかった。




 「未琴ちゃ~ん」

 それから、体が大分良くなったので私は
 教室に戻ることにした。


 すると目に涙を浮かべた亜理紗ちゃんが
 駆け寄ってきた。


 亜里沙ちゃんは私の事心配してくれたみた
 い。


 「ありがとう心配してくれて、私はもう大丈
  夫だよ。」

 


 

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