君の笑顔をもう一度
ある日
嫌な知らせが未汐の耳に届いた。
とゆうか目にした。
それは余りにも突然すぎた。
「雅様!!」
するとそこには驚くべき光景があった。
息をハァハァとさせて苦しそうに険しい
顔をした雅がいた。
雅様・・・・・。
神様お願いです。
彼を・・・・私の最愛の人を助けてください
私の命に代えても彼を守りたいのです。
すると雅がゆっくりと起き上がった。
「雅様、無理は為さらないでください」
そう言うとギュッと私を抱きしめた。
ズルッ
雅様が倒れた。
「雅様!!」
息を整えながら顔を上げた。
私の頬に一粒の涙が流れた。
「泣くな・・・・未汐私はあなたの笑顔が一
番好きだ。・・・来世もまた恋に落ちよう
・・・・。その時はまた私と恋をしてくれ
・・・・いつまでも私は未汐だけを愛し・
・・・てる」
「はい・・・・何度でも・・・何度でもま
た私はあなたに恋をします」
雅はまだ18歳とゆう若さでこの世を去った。
「・・・・・っ・・・・ヒクッ・・・雅様~
!!!!!!!!」
彼女は声の枯れるまで泣き叫んだ。
苦しくて胸が張り裂けそうで、息をす
ルのだって辛い。
恋をする事がこんなに辛いのかと。
それでも・・・・・。