君の笑顔をもう一度
もう辺りも暗くなってきて時計は夜の10時
を指していた。
隼人君は私を家の玄関まで送ってくれた。
あの後あの男の人達は警察に捕まった。
少女暴行としてね。
「今日はありがとう。助けてくれて」
すると隼人君が突然ケータイを出した。
「メアド教えて。今日みたいな事あったら
連絡出来るように」
「あ、うん」
そう言って私もケータイを出す。
赤外線受信完了―
「ん、いいな」
すると髪をぐしゃぐしゃとした。
??
「今日はゆっくり寝ろよ。おやすみ」
そう言って行ってしまった。
なんかすっごいあったかい手してたな。
まるでお父さんみたい。
ふぅ~
今日は疲れたな。
お風呂から上がり髪を拭く。
するとケータイにメールが来た。
[受信 隼人君]
え!?
急いでケータイを開く。
==============
突然で悪いんだけど、
明日俺の分弁当作ってきて
くれないか?
==============