君の笑顔をもう一度
「凛~!!」
私は彼に抱きついた。
「わぁ・・・っちょ未琴」
びっくりする凛。
それに回りのみんなもいっきに静まり返る。
でも私はそれを無視して話を続けた。
「凛、大きくなったね。それにかっこよく
なった」
すると凛は少し小声で私に声おかけた。
「未琴もかわいくなったな。・・・・なん
て言うとでも思ったか?」
―‐ニヤッ
意地悪・・・・。
すると誰かに肩を叩かれた。
「ん?」
叩かれたほうを見る。
「あ、亜理紗ちゃん?」
「二人って知り合いなの?それとも恋人?」
ん?
あっ言ってなかったっけ。
「凛とあたしは兄妹だよ?」
そういうと・・・・・
「「ええぇぇぇ~!!!」」
なぜかクラス中から悲鳴が上がった。
え、何?
そんな驚くこと!?
「いいな~こんなかっこいい人がお兄ち
ゃんなんて」
「でも、言われてみれば似てるかも・・・・」
「この二人仲良いね」
といろいろな声があがった。
とにかく久しぶりに会えた♪
だ―い好きな凛だもん。
凛とは手紙のやり取りしてたんだけどそー
言えばここに来るって書いてあったっけ?
っていうか・・・・あたしが勝手に書い
てただけか・・・・。