君の笑顔をもう一度


 「未琴、風呂開いたから入ってよいぞ」

 お茶をすすりながらじいちゃんが言った。

 ん~入っちゃおうかな。

 「うん。そうするよ」

 その場を立ち上がり皿を台所に持って行き
 自分の部屋に行った。

 「え~っと下着持ったし・・・・オッケー」


 
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 ザザッ

 体についた石鹸を洗い流す

 フラワーの香りのシャンプーで頭をごしごし
 洗う。

 
 よしっお湯に入るか。


 そう立ち上がった時なにやら物音がした。

 ん?


 すると入り口に人影が。

 「へ?・・・・何?」

 
 ガチャ

 浴室のドアが開いた。


 「・・・・・未琴?」


 ・・・・・は?

 そこには間抜けな顔をした凛がいた。

 「凛何でここに・・・・」

 ちょっと待ってあたしって今・・・・・。

 下をチラッと見る。

 ・・・・・。


 「き、キャ~!!」

 大きな悲鳴を上げてシャンプーのボトルや
 そこにあった色々な物を凛に投げつけた。

 「ちょっ・・・・未琴!!」

 それでも凛はそれを軽やかに交わす。

 「なんだよ。今更恥ずかしがったって意味
  ねーだろ」


 な、何であんたはそんなに冷静なのよ!!

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