君の笑顔をもう一度


 「実は○○○で限定の服が売ってるの、
  それ、あんたに買って来て欲しいの
  よ」


 「・・・無理だよ。第一男一人でそん
  なとこ行けないだろ?」

 「・・・・・何言ってるのよ」


 「ぎ、ぎやゃゃ~!!」

 そして無理矢理俺はこんな格好をさせ
 られ、

 「うん。さすが我が弟。可愛いわよ」

 「ちょっ!!姉貴が行けばいいだろ!!」


 「む~りよこれから合コンなんだから♪」


 そう言ってさっさと行ってしまって俺は
 皆が帰るまで体育館倉庫に隠れてたんだ。




 「・・・・・可哀想。でも可愛かったよ
  ♪」

 強引なお姉ちゃんなんですね。

 でも非常識だと思うけどだってすごい可
 愛かったんだもん。

 女のあたしより全然・・・・。

 あ―なんかちょっとショックかも。

 「・・・・でも何であたしを待っててっ
  て言ったの?」

 他に用があったのかな?

 「あ―・・・・」

 すると時雨君は自分のポケットからペン
 を出した。

 「あ、これ私の」

 それはあの日勉強しててなしたやつ。

 「よかった~あったんだ!!」

 そのペンをもらうとピョンピョンはねた。

 だって新しいペン買いに行くの大変なん
 だもん。

 「悪ぃ~な返せなくて」

 「ううん、いいの」

 「それでさ・・・・・」

 ??
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