空と海の果て
わかれ
『絶対に忘れずに来てよ、そらさん。』
『分かってるよ。夜の8時に空野駅の前だよね。じゅんも遅れずにきてよ。じゃあ、また電話するね。バイト頑張って。』
『ありがと。じゃあね。』
『あっ。ちょっと待って。』
『なんかまだ用件あった?』
『じゅん、好きだよ。』
『っっ!!あっ、ありがとうございます。僕もす、す、好き・・・・・。』
『ありがとう、じゅん。じゃあ、切るね。』
『うん。また後で』
(そらさん、いきなりあんなこと言うからびっくりしちゃったよ・・・。さすが年上だけあってか言うのに全然余裕そうだったし・・・。まあ、いいや。久しぶりのデートっ!!楽しみだなぁ。バイトやら学校のレポートやらで忙しかったしな。)

   


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