空と海の果て

日常

『潤、ここ教えてよ。全然わかんねーんだけど。』
『優介、お前・・・・・。少しぐらい自分で考えろよな。俺だって、忙しいんだよ。』
『なんだよ。けちぃなぁ。このレポートは今日中に完成させねーと俺単位がぁぁーー。』
『あーあー。もう、分かったよ。どこ?』
『お、優しいな。お前のこと大好き。って、それ。潤のレポート?!』
『そうだよ。優介が分かんないって言うから調べてみようと思っ』
『なんだよ、お前完成してんのかよ・・・・・。むかつくぅぅ!!』
(優介は感情がころころ変わりすぎだよ・・・。)
『そういえば、お前今日から新しいバイト始めるとか言ってなかった?』
『っ!!忘れてた・・・・。い、い、今、何時?』
『もうすぐ、7時だけど・・・・。』
『げっ!お前、もっと早く言えよ。俺、じゃあ行くわ。』
『えっ!?待てよ。俺のレポートはどうなるんだよ。おいっ、潤・・・・・。あの野郎、逃げやがって』
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