REVENGE Ⅰ
「亜門、紅茶のおかわりお願い。」
「かしこまりました。」
亜門は、柚菜専属の執事。
忠誠心が強く、柚菜の命令なら何でもこなした。
もちろん柚菜の命令だけでなく、他のROSEの3人からの命令も快く聞く。
従順で完璧な執事だ。
「……それにしても、柚菜は何がしたいの?白鷺あすかだって敵のハズでしょ?
それなのにどうして家の売却を阻止したり、制服を用意したりしたのよ?
まぁ私は柚菜に任せると言ったから、反対はしないけど。」