REVENGE Ⅰ



「今社長から連絡が来て、お嬢様方にはこうなった経緯を調べてほしいそうです。」


「……分かった。」


使用人が出ていったあと、部屋は静寂に包まれた。


「今まで……こんなことなかったよな。」


静寂を破ったのは歩夢。


「しかも一気に4つの会社でしょ…?」と樹里亜。


「これは……何かあるかもな。」と潤。


……確かに、これには絶対何かがある。


でなきゃこんなこと絶対に起こるはずがない…!!


「経緯……だったか?」


歩夢が自分のパソコンをつける。


あたし達は歩夢を囲んでパソコンの画面を見た。




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