REVENGE Ⅰ



「白鷺家の売却を阻止されたことも、白鷺あすかが風邪をひかなかったのも、ROSE様は敵なのか味方なのかも……すべて…。」


「アリス…。」


「あたしは行く。もちろん…、何もなく帰れるだなんて思ってない。

あたしは覚悟決めたの。」


3人は何かを考え始めた。


行くか、行かないか…。


「アリス、あたしも行く。」


1番に答えたのは樹里亜。


「俺も。」


その次に潤。


「……歩夢は?」


そうあたしが聞くと、歩夢はフッと笑ってあたしの頭を撫でた。




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