REVENGE Ⅰ
「誰がアリスを守るんだよ。
彼女も守れない男なんて、カッコわりぃだろ?」
……っ//!!
歩夢の笑顔にキュンとするあたし。
「じゃあ……。」
「あぁ。俺も行く。俺もこの目で確かめたいしな。」
そう言った歩夢の顔は、さっきの笑顔と打って変わって真剣なものだった。
「じゃあ俺達は帰るか。」
「そうね。会社のこともあるし。」
荷物の整理をする潤と樹里亜。
「車用意しようか?」
「大丈夫。迎え呼んであるから。」
そのまま2人は帰っていった。