REVENGE Ⅰ
「それもそうだね…。」
「納得してくれた?」
「うん♪」
樹里亜も納得してくれたみたい…♪
「歩夢、帰ろ♪?」
「あぁ。」
樹里亜と潤と別れ、あたしと歩夢は家に帰った。
「……本当によかったのか?」
「何を…?」
「ROSEと手を組んで…。」
「歩夢心配?大丈夫♪それに樹里亜にも言った通り、ね?」
「…だといいけどな……。」
「……歩夢?」
「いや……、ただなんか…、あの最後の笑顔が怪しいと思ってな…。」
「大丈夫だよ歩夢♪そんなに心配しなくても。」
「……。」
このとき、あたしはもっと歩夢の心配を気にかければよかった……。