REVENGE Ⅰ
「はぁ…。まったく。朝から騒がしいったらありゃしない!!それで?何かあったの?」
「理事長、あの……これ……。」
あたしは掲示板を指差した。
「……っ!!これを一体誰が…!?」
「分かりません……。」
「これを知ってるのは!?」
「あたしと理事長と刑事さんの3人だけです!!他に誰にも言ってません!!」
「そう……。」
理事長の顔が曇った。
「刑事さんはありえないわよね…?もちろん私でもない。あなたが自分で言うはずがない、となると……。」
理事長は考え始めた。