REVENGE Ⅰ














「……ROSEのお姉様……?」














教室を見渡していた2人の視線が、同時にあたしに注がれる。


え……。


あたし間違えたかな…?


「「……。」」


2人とも何もしゃべらないし……。


「あ……ごめんなさい。違いましたか…?」


「……あら、よく分かったわね。私たちがROSEだって。」


「あと2人いるけれどね。でも香苗と寧々がいると失敗しそうだから私たち2人で動いてるのよ。」




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