苺恋
目を…


少し遅れて教室に入ると健が私の方をチラッとみて、また視線をそらした。


「遅いぞ!」


「すみません。」


先生に注意されながら私は自分の席についた。



そこからいつも通りの生活だった。



ただ健といつものように話せないこと以外は…









「健…」


思わず健の方をそっと見る。




バチッ





健を見た瞬間、健と目が合った。




< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop