あたしたち

あたしはなんかウトウトしながら
雑誌読んでた






♪♪♪♪♪♪



電話だ~

眠りそうなってた私には
いい(?)目ざましになった


「もしもし」
あたしは電話に出た
前が包帯で見えないせいか
着信が誰だか分かんない

携帯をいっぱいいじってるせいか
携帯のボタンは押せた


「・・・えで、、、ごめん。」


この声は!!
「るな??」

「うん。ごめん、ごめん、本当にごめん
あたし今警察にいるよ?楓は?楓は大丈夫?」

「うん。大丈夫だよ。あたしごめんね
いいすぎちゃった。」

「大丈夫。あたしこそごめん
あたし自分勝手だから・・・
今楓の事・・・隆のこと・・・
ずうっと考えてた。あたしが悪いんだ
だから隆にも電話した」

「るな・・・。あたしね。
隆君と別れるかも」

「えぇ?なんで?」
「あたしよく考えたら
隆君ってあんまりよくないかも
あたし怪我したから
顔面包帯ぐるぐる巻きなの
そしたらその顔見て
隆君帰っちゃった(笑)」

「隆サイテー!!」

「るな、あたしたち、ずっと友達だよ?」

「隆なんかもーどーでもいい!!みたいな」

「あたし隆君に病院来てもらう!!
分かれよって言ってやるし!!」




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