ONESELFGAME
第1章

保健室

「やっべ~、超だりぃ・・・」

OO中学校2年D組、横山リョウ


木曜日の5時間目。

一番めんどくさい曜日、一番めんどくさい時間・・・。

「大丈夫??顔色悪いよ?」

隣の席の安西が話しかけてくる。

「保健室いってこいよ~!!」

こいつは前の席の工藤。

「・・・そうするかぁ~」

「保健室の先生と・・・!??」

「はははっ、そりゃねーぞ工藤!!」

工藤と俺は結構仲がいい。

「え~!男子最悪~!!
保健室の先生がかわいいからって!!」

「いや!コレはマジで気分わりぃ!」

「はいはい、いってらっしゃい」

「・・・おう。」

そういって俺は教室を出た。
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